現在の価格は157.60円付近で推移しており、本日の始値157.70円や24時間移動平均線158.00円を下回る水準にある。市場では、トランプ米大統領によるイラン攻撃「ほぼ終結」発言を受け、地政学的リスク後退による有事のドル買い巻き戻しが円高圧力として意識されている。これにより、一時157円台への下落が見られた。日本の10-12月期GDP改定値が上方修正されたことも円を押し上げる要因となった。一方で、中東情勢の緊迫化や原油価格の高止まりは、有事の安全資産としてのドル需要を維持し、日本の貿易赤字拡大を通じて円安圧力となる可能性も指摘されており、原油供給懸念が円の上昇を抑制する動きも見られる。上値の節目としては158.10円、158.50円、158.90円などが意識されており、159.00円を超えると当局による介入への警戒感が高まる可能性がある。下値の節目としては157.60円、157.20円、157.10円、156.80円、156.10円などが挙げられ、これらの水準で底堅さが示されるか注目される。本日は23:00に米国の2月中古住宅販売件数が発表される。