日本銀行のタカ派的な金融政策スタンスと、当局による市場介入への警戒感が円を支える一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を前に、トレーダーは慎重な姿勢を維持しています。 ホルムズ海峡を通じたエネルギー供給の混乱から生じる経済的な懸念は、円を圧迫し、ドル高円安をサポートする要因となっています。しかしながら、160.0円の心理的な節目付近では、当局による介入への警戒感が根強く、円安の進行を抑制しています。市場は、FRBの金融政策決定から新たな手掛かりを得ようと様子見姿勢を強めており、現時点では明確な方向感に欠ける状況です。 現在、上値は160.0円の節目が強く意識されており、その上には160.3円、160.5円、160.8円の節目が控えています。一方、下値は159.2円の節目が意識され、その下には159.1円、159.0円、158.7円、158.6円、158.5円の節目が続いています。