現在、米ドルの堅調な推移に支えられ、上昇バイアスが維持されている。直近の価格は159.20円付近で推移しており、本日の始値157.70円や24時間移動平均線158.50円を上回っている。上値の節目としては159.90円や160.00円が意識され、さらに160.50円が次の抵抗水準となる可能性がある。下値は159.10円、159.00円が支持線として機能している。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止が長期化するとの見方が米ドルを押し上げており、エネルギー価格の上昇や中東情勢の緊張も米ドル需要を後押ししている。一方、日本銀行はタカ派的な姿勢を維持しており、円の下落圧力を抑制する要因となっている。地政学的緊張はリスク回避の動きを促し、通常は円買いにつながるが、足元では日米の金融政策の方向性の違いと米ドルの回復力が相場の方向性を主導している。