現在、中東情勢の不透明感や米国・イスラエルの軍事行動継続から、安全資産としてのドル選好が続き、円売り圧力が優勢な地合いです。しかし、日本の財務相による円安けん制発言や為替介入への警戒感が意識され、160.00円手前ではドル買いが鈍り、上値が抑制されています。直近の価格は159.00円付近で安定しており、下値の節目は158.70円、上値の節目は159.60円として意識されています。CME円先物市場では、現物市場と比較して円高方向へのモメンタムがやや緩和されている事実が観測されており、相場の方向感は定まっていません。本日は8:50に日本の貿易統計、21:30に米国の卸売物価指数(PPI)の発表が予定されており、さらに27:00には米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表と、27:30にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見が控えており、これらのイベントが市場の動向に大きな影響を与える可能性があります。