現在、159.40円付近で推移しており、本日の始値159.00円および24時間移動平均線159.10円を上回る水準で堅調に推移しています。市場では、中東紛争の長期化懸念やイラン情勢の不透明感を背景とした原油価格の上昇、それに伴う有事のドル買いが円売り圧力を継続させています。また、米国の2月卸売物価指数(PPI)が予想を上回る上昇を示し、インフレ圧力の強まりが意識されたことで、米国の金利低下観測が後退し、ドル買いが優勢となる地合いが続いています。 テクニカル面では、下値は159.00円や158.80円が支持線として機能しており、底堅さが確認されます。上値については、159.60円や159.70円が抵抗線として意識される水準です。159.90円には重要な節目が存在し、この水準での値動きが注目されます。 一方で、160円に接近する水準では、為替介入への警戒感や当局による円安けん制発言が意識され、高値圏でのドル買いが抑制される可能性も指摘されています。CME円先物と現物市場のモメンタム比較では、両市場ともに20時間移動平均線からの乖離幅がプラスで推移しており、円安方向への圧力が先行して観測されています。 本日は、27:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表と、27:30にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見が予定されており、これらが市場の方向性を決定づける重要なイベントとなります。明日3/19(木)には日銀金融政策決定会合の終了後政策金利発表と15:30に植田和男日銀総裁の定例記者会見も控えており、これらの結果が今後の相場展開に大きな影響を与えるでしょう。