現在、157.80円台で推移しており、本日の始値159.70円や24時間移動平均線159.20円を大きく下回る水準で、下降バイアスが強まっています。短期的な移動平均線159.20円を下抜けており、下値を探る展開が続いています。下値の節目としては、158.40円、さらに158.10円が意識されます。これを下抜けた場合、157.90円付近が次の下値支持線となる可能性があります。一方、上値は159.10円が直近の抵抗線として機能し、その上には159.30円付近に強い抵抗帯が存在します。市場では、日銀の金融政策据え置きや利上げに慎重な姿勢観測が円売り圧力として意識される一方で、為替介入警戒感(160.00円接近)や財務相の円安牽制発言が上値を抑える要因として強く意識されています。米国の利下げ観測後退や中東情勢の緊迫化によるドル買い圧力も根強いものの、足元では円高方向への調整圧力が優勢です。CME円先物市場では、現物市場と比較して円高方向へのモメンタムが先行して観測されており、この動きを裏付けています。本日は、21:30に米国で新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表され、23:00には米国で景気先行指標総合指数、新築住宅販売件数、卸売売上高が発表される予定であり、これらの経済指標が今後の相場動向に影響を与える可能性があります。