現在、159.70円台で推移しており、直近の始値や24時間移動平均線を上回る展開が続いています。中東紛争の長期化懸念や停戦協議の難航による地政学リスクの高まりが「有事のドル買い」を誘発し、安全資産としてのドル需要が円売り圧力を継続させています。また、原油価格の高止まりや年度末の実需ドル買いもドル高・円安を支える要因となっています。 下値は159.40円付近が支持線として意識されており、その下には159.30円、159.20円といった節目が存在します。上値については、159.80円が抵抗線として意識され、これを突破すると160.10円、160.40円、そして160.50円の節目が視野に入ります。 一方で、160円接近に伴う為替介入への強い警戒感や当局の円安けん制発言は、投機的なドル買いを抑制する重しとなる可能性があります。日銀の金融政策正常化期待も円高圧力として意識されていますが、現時点ではドル高バイアスが優勢です。市場の注目は、本日23:00発表の米国3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値に集まっています。