本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- イランによるホルムズ海峡の商業船舶への全面開放発表(04/18 03:28 JST)
- 米国とイランの外交交渉進展への期待(04/17 22:17 JST)
地政学的緊張の緩和と原油価格の下落が、現在の相場環境の主要な背景となっています。イランによるホルムズ海峡の商業船舶への全面開放が発表されたことで、世界のエネルギー供給への混乱懸念が後退し、原油価格は大幅に下落しました。これにより、世界のインフレリスクが緩和されるとの見方が強まり、米国連邦準備制度理事会(Fed)の利下げ期待が再燃しています。 一方、日本銀行は、エネルギー関連の供給ショックによるインフレと経済成長の鈍化というスタグフレーションリスクに直面する可能性が指摘されており、これがさらなる利上げに対する慎重な姿勢を促しています。日本の金融引き締め期待は後退し、次回の利上げは6月か7月と見られています。 このような日米間の金融政策の方向性の違い、特に金利差が引き続き相場の動向を形成しています。地政学的緊張の緩和と原油価格の下落は、安全資産としての米ドルへの需要を減少させており、市場全体のリスクセンチメントは改善傾向にあります。結果として、米ドルは主要通貨に対して軟化し、円は対米ドルで上昇する地合いとなっています。米国とイランの外交交渉の進展に対する期待も市場のセンチメント改善に寄与していますが、核問題に関する未解決の相違が不確実性を高める可能性も指摘されています。 現在、158.2円付近で推移しており、複数の価格帯を下回って推移していることから、下落圧力が優勢となっています。上値は159.0円付近に厚い抵抗帯が意識され、これを上抜けるには強い買い材料が必要となるでしょう。一方、下値は158.2円付近に支持線があり、さらに157.2円付近には複数の価格帯が集中する厚い支持帯が存在します。これらの価格帯は、現在の市場の方向性を測る上で重要な節目となるでしょう。