本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 4/20(月) 13:30 日本 2月第三次産業活動指数(前月比)
- 4/21(火) 21:30 米国 3月小売売上高(前月比)
- 4/21(火) 21:30 米国 3月小売売上高(除自動車)(前月比)
中東情勢の地政学リスクが市場センチメントを左右し、トレーダーは警戒感を維持しています。特に米イラン情勢の動向に焦点が当たっており、現在の2週間の停戦期間が水曜日に期限を迎えることに注目が集まっています。 円は主要通貨グループの中で最も弱いパフォーマンスが続いており、過去1ヶ月間は特定のレンジ内で推移しています。原油価格の高騰がドルの軟化を相殺する状況が見られます。 円安圧力としては、中東情勢の長期化やホルムズ海峡の再封鎖への懸念が、有事のドル買いを再燃させ、円売りを促進するとの見方が優勢です。原油価格の急騰は日本の輸入コストを押し上げ、資源輸入国としての円売り圧力を強め、ドル高・円安を促進する要因とされています。米長期金利や米金利の上方修正により日米金利差が拡大すると、資金が米ドルへ流入しやすくなり円安が進行するとの見方も存在します。日本銀行が次回の政策会合で利上げを見送った場合、円安が進行し、特定の水準を試す可能性が高まるとの指摘もあります。市場は6月の利上げへの強いガイダンスを期待している状況です。米連邦準備制度理事会が年内の追加利下げの可能性を残すかどうかも、ドルの短期的な見通しに影響を与える要因として注目されています。 一方、円高圧力としては、中東情勢の停戦期待や和平協議進展に伴うリスク選好の回復で、有事のドル買いが巻き戻され、ドル売り・円買いが優勢になる可能性が挙げられます。為替介入や日米当局による過度な円安是正への警戒感が強く、これが市場の円売りを抑制し、円高圧力を生じさせやすいと見られています。特に160.0円付近では介入警戒感が意識されています。日本銀行の早期追加利上げ観測や金融緩和縮小への期待が高まれば、円が相対的に買われて対ドルでの円高を促す要因となるとの見方も存在します。 今後の方向性は、日本銀行と米連邦準備制度理事会の次回の政策会合での決定や発言に大きく左右されると見られています。 現在、上値は159.0円、159.2円、159.6円の節目が意識されています。特に160.0円は心理的な抵抗線として注目されており、この水準を超えると160.2円、160.5円、161.5円といった節目が次の上値抵抗となる可能性があります。 一方、下値は159.0円、158.8円、158.6円、158.2円の節目が支持線として機能する可能性があります。さらに下には157.7円、157.6円、157.3円、157.1円といった節目が控えています。中長期的には158.0円や152.0円といった水準への回帰も想定されています。