傾向:↗️ 上昇傾向
予想レンジ:159.65 - 160.05
本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 米国の雇用統計発表(5月、06/05/2026 13:06 GMT)
- 日本の当局による円安牽制発言(継続)
- 日本銀行総裁による追加利上げ示唆(継続)
- 日本の4月賃金上昇率発表(3.5%)
米国の雇用統計が市場予想を大幅に上回る堅調な結果を示したことで、ドルは対円で買い戻され、日中の安値から回復する動きを見せました。この堅調な米経済指標は、ドル高の主要な背景となっています。 一方、日本の当局からは円安に対する強い牽制発言が継続的に発せられています。政府は、国内投資の促進やサプライチェーンの強化、成長潜在力の向上を通じて経済の長期的な競争力を高め、円を強化する方針を示しています。財務大臣は市場を注視しており、必要に応じて再び介入する用意があることを繰り返し表明しています。過去の介入では、日本の外貨準備が大幅に減少したことが報告されており、これは当局の介入姿勢の強さを示すものと受け止められています。 日本銀行総裁も、インフレリスクが継続的に上昇する場合には、さらなる利上げが必要となる可能性を示唆しています。最近の経済データでは、4月の賃金上昇率が前年比3.5%に加速し、家計支出の減少幅も予想より小さかったことが、金融政策の正常化を支持する材料となっています。 現在、160.0円の節目が上値抵抗帯として意識されており、当局による介入リスクが上値を抑制するとの見方が強まっています。この水準を上抜けた場合、160.3円や160.7円付近の節目が次の抵抗帯として注目されます。下値では、159.9円の節目が支持帯として機能する可能性があり、さらに下には159.0円付近に厚い支持帯が控えています。これらの節目は、市場の材料と価格動向が交錯する重要なポイントとして認識されています。