本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 2026年07月02日 21:30 米国 6月非農業部門雇用者数変化
- 2026年07月02日 21:30 米国 6月失業率
- 2026年07月02日 21:30 米国 6月平均時給
- 2026年07月03日 米国市場休場に伴う流動性低下と介入警戒感
- 日本当局による為替介入への警戒感
- 日米金利差の動向
- 日本銀行の金融政策正常化への期待
日米間の金利差拡大が主要な要因として意識されており、米国の利上げ観測や堅調な経済指標が、高金利を求める資金の円売りドル買いを促進する背景となっている。市場では、年内に米国が複数回の利上げを行う可能性も指摘されている。一方で、日本当局による為替介入への警戒感が市場で非常に高まっている。円安の進行に対し、当局者からは過度な変動にはいつでも対応する用意があるとの発言があり、過去の介入についても正当性が示唆されている。特に米国市場の祝日を控え流動性が低下する期間は、介入の有効性が高まるとの認識から、市場は当局の動きに神経質になっている。日本銀行の金融政策に関しては、年内の追加利上げ観測が円を支援する要因として浮上しているものの、そのペースは米国の金融引き締めと比較して緩やかであるとの見方が優勢であり、金利差拡大による円安圧力と拮抗している。円安と国内の強い経済活動がインフレ急騰のリスクを高める可能性も指摘されている。直近の米国の雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回る結果となり、一時的にドル売りを誘発した。これは連邦準備制度理事会が金融引き締めを緩和する可能性への期待を高める要因となったが、失業率の低下や平均時給の加速といった混合的なシグナルも含まれており、今後の経済指標や当局高官の発言次第で市場のセンチメントは変動しやすい。地政学的なリスクや、日本の原油輸入依存度が高いことによるエネルギー供給の混乱リスクも、突発的な相場変動を引き起こす潜在的な要因として認識されている。これらの要因が複雑に絡み合い、市場はドル高基調と介入警戒感、そして日本銀行の政策正常化への期待の間で、方向感を模索する神経質な地合いとなっている。 現在、161.1円付近で推移している。上値は、161.8円から162.0円にかけての節目が上値抵抗として意識される。これを上抜けた場合、162.3円、さらに162.6円から162.9円にかけての節目が抵抗となる可能性がある。さらに上には、163.1円から163.5円にかけての節目が控えている。一部の市場関係者からは、170.0円、180.0円、さらには200.0円といった節目も指摘されている。一方、下値は、161.1円、161.0円といった節目が支持線として意識される。これを下回ると、160.0円、158.5円、そして157.0円から158.0円にかけての節目が下値支持線として注目される。