本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 米国独立記念日の祝日による薄商い (2026年07月03日)
- 米国の労働市場データ(非農業部門雇用者数)の予想下振れ (2026年07月02日)
- 日本サービス業PMIの上昇 (2026年07月03日)
- 日本財務大臣による為替介入に関する発言 (2026年07月03日)
米国独立記念日の祝日による薄商いの中、市場は変動しています。 最近の米国の労働市場データが予想を下回ったことで、労働市場の冷え込みが示唆され、連邦準備制度理事会(FRB)が金利をより長く制限的に維持する余地が少ないとの見方が一時的に強まりました。これにより、米国債利回りが低下し、ドルに売り圧力がかかりました。しかし、インフレがFRBの目標を大きく上回っているため、FRBは引き続き制限的な金融政策スタンスを維持すると広く予想されており、ドルの下値は限定的となっています。市場では、FRBの利上げ時期に関する期待が9月から12月にシフトしています。 一方、日米間の広範な金利差は引き続き上昇バイアスを支えています。日本銀行の引き締めバイアスにもかかわらず、トレーダーは日本の比較的低い金利を利用したキャリートレードを継続しており、これが円安ドル高の要因となっています。日本のサービス業PMIは上昇しましたが、円への支援は限定的でした。 数十年ぶりの高値圏で推移していることから、日本当局による為替介入リスクが顕著に高まっています。日本の財務大臣は、過度な通貨変動に対して当局が適切に対応する準備があることを繰り返し表明しており、米国との緊密な連携も強調しています。市場は介入リスクに対して神経質になっており、市場のポジションがドルロング・円ショートに極端に傾いているため、センチメントが変化した場合、円の急激な反転(円高)につながる可能性が指摘されています。このような介入懸念が強まる中で、当面、最近の高値を再訪しない可能性も示唆されています。 現在、161.3円付近で推移しており、上値は161.4円、161.7円、161.9円に節目が確認されます。特に162.0円や、7月1日高値付近の162.8円が意識されます。下値は161.3円付近に支持線があり、その下には161.1円、心理的な節目である161.0円が控えています。さらに160.5円には直近の安値が位置しており、これらの節目が市場の動向を左右する可能性があります。