傾向:↗️ 上昇傾向
予想レンジ:162.22 - 162.78
本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- ホルムズ海峡を巡る地政学的な緊張と原油価格の上昇(2026年07月13日)
- 米国6月消費者物価指数(CPI)発表への市場の注目(2026年07月13日)
- 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産配分に関する不確実性(2026年07月13日)
ホルムズ海峡を巡る地政学的な緊張の高まりが原油価格の上昇を招き、米ドルを支援しつつ円を圧迫する要因となっている。米国はホルムズ海峡の管理に関して強硬な姿勢を示しており、イランもこれに反発する状況が、市場の不確実性を高めている。 米国では、今後発表される6月の消費者物価指数(CPI)報告に市場の注目が集まっている。インフレが予想よりも軟化すれば米ドルを弱める可能性がある一方、エネルギーコストの上昇を背景にインフレ圧力が強まれば、連邦準備制度理事会が引き締め的な政策スタンスを維持するとの見方を強化する可能性がある。 日本側では、政府要人による口先介入の効果が薄れ、円安圧力が再燃している。特に、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産配分に関する不確実性が市場のボラティリティを高めている。GPIFの目標ミックスに即時の変更はないとの報道は、積極的な円資金還流の期待を後退させたものの、国内資産へのシフトやホームバイアスに関する議論は継続しており、円相場の不安定な地合いが続いている。高いエネルギー価格も円を圧迫する要因となっている。 こうした背景から、現在、162.5円付近で推移している。上値では、162.7円、そして163.0円の節目が意識される。下値では、162.4円、162.2円、そして162.0円の節目が支持帯として機能する。