傾向:↗️ 上昇傾向
予想レンジ:162.20 - 162.60
本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 7月21日 18:00 ドイツ 7月ZEW景況感調査(期待指数)
- 7月21日 18:00 ユーロ 7月ZEW景況感調査
- 7月22日 8:50 日本 6月貿易統計(通関ベース 季調前)
- 7月22日 8:50 日本 6月貿易統計(通関ベース 季調済)
中東情勢の緊迫化が原油価格を押し上げ、有事のドル買いを誘発し、円安圧力が強まっています。国内では政府の政策方針や財政拡大への懸念が日本の財政悪化観測を強め、円売りを後押ししています。さらに、米国の長期金利上昇や年内利上げ観測が意識され、日米間の金利差拡大を通じてドル買い・円売りが進みやすい状況が続いています。 一方で、政府・中央銀行による円買い介入への根強い警戒感がドルの上値を抑え、円高圧力となる可能性が指摘されます。また、米国のインフレ指標が鈍化し、利上げ期待が後退する兆候が見られれば、ドルが弱含み、日米の金融政策差の縮小を通じて円高が進行する可能性もあります。世界的な株安によるリスクオフの動きが進行した場合も、安全資産としての円買いが強まり、短期的に円高が進む要因となり得ます。 相場の地合いとしては、中東情勢の緊迫化が円安圧力の主要因として市場で広く認識されています。しかし、米国の金融政策の方向性や日本の当局による介入警戒感も強く意識されており、これらの要因が綱引き状態にあります。米国の政局や政策に関する報道、地政学的リスクの変動、日米金利見通しの変化、欧州経済の動向といった突発的な材料によって、レートが急変動しやすい状況にあるため、市場参加者は慎重な姿勢を保っています。 こうした円安圧力が続く中、上値では162.7円や162.9円の節目が意識され、特に163.0円を超えると上値が重くなる可能性が指摘されます。一方で、円高圧力が強まる局面では、162.1円や162.0円が下値を支える節目となり、さらに161.3円の節目も底堅さを示す要因として注目されます。