傾向:↗️ 上昇傾向
予想レンジ:162.71 - 163.19
本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 7/22(水) 8:50 日本 6月貿易統計
- 7/23(木) 21:15 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
- 7/23(木) 21:45 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 定例記者会見
中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰が日本の貿易収支悪化懸念を強め、円売り圧力が優勢となっています。これに加えて、米国の利上げ観測と長期金利の上昇が日米間の金利差拡大を促し、利回り差を背景としたドル買い・円売りが継続しています。 市場関係者の間では、日本銀行が市場予想よりも速いペースでの利上げに前向きであるとの見方もあるものの、その実現性には懐疑的な声も聞かれ、政府の経済成長優先姿勢との整合性も問われています。サービス投入価格の上昇がインフレリスクを示唆する中で、円の脆弱性が指摘されています。 ドルの急激な上昇に対しては、当局による為替介入への警戒感が意識されており、これが上値を抑制する要因となる可能性があります。また、米国の経済指標や主要企業決算、金融政策に関する思惑次第では、ドルが急失速し、一時的に円高が進行する可能性も指摘されています。地政学リスク、特に米国とイランのホルムズ海峡を巡る対立が日本の石油輸入への影響を通じて円安圧力となるなど、突発的な材料によるレートの乱高下リスクが高い状況です。 現在、163.2円台で推移しており、163.0円の節目を上抜けています。上値は163.1円、163.2円、163.5円、163.6円、163.7円、163.8円といった水準が意識され、これらを突破すると164.4円、165.4円が次の目標として注目されます。一方、下値は162.9円の節目が意識され、これを下回った場合、162.7円、162.5円、162.4円、162.3円、162.2円、162.1円といった水準が支持線として機能する可能性があります。