本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 2026年07月24日 08:30 日本 6月全国消費者物価指数
- 2026年07月24日 22:45 米国 7月製造業購買担当者景気指数(速報値)
- 2026年07月24日 22:45 米国 7月サービス部門購買担当者景気指数(速報値)
- 2026年07月24日 23:00 米国 6月新築住宅販売件数
現在、日米の金融政策の方向性の違いに起因する金利差の拡大が主要な円安圧力となっている。日本の低金利環境が継続する一方で、米国では堅調な労働市場データが示され、年内の利上げ観測が市場で根強く、これがドル買いを誘発している。この金利差を背景としたキャリートレードの活発化が、円の構造的な弱さを支えている。 また、中東情勢の緊迫化も相場に影響を与えている。原油供給への懸念から原油価格が上昇しており、これが世界的なインフレ圧力の再燃と主要中央銀行のタカ派的な金融政策への傾斜を意識させている。特に、エネルギー輸入国である日本経済にとって、原油価格の上昇は貿易収支の悪化懸念や円の相対的な弱さを増幅させる要因となっている。 一方で、本邦当局による為替介入への警戒感は円高圧力として意識されている。当局者からの「必要なら断固たる対応」といった発言は、短期的な円買いを誘発する可能性を秘めている。しかし、現時点では市場参加者はこれらの口先介入に対して慎重な姿勢を保ちつつも、円安基調を大きく転換させるには至っていない。市場の地合いとしては、これまでの円安の流れが継続しており、高値圏での推移が続いている。しかし、当局による介入への警戒感や、来週に控える連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、一部で新規のドル買い・円売りを控える動きも見られる。 こうした背景の中、上値については163.6円付近に節目が存在し、これを上抜けると、前取引日の高値である164.0円が意識される。さらに上には、予想レンジ上限の164.2円、164.6円、そして165.2円といった節目が上値抵抗として控えている。一方、下値については163.2円が最初の節目となる。これを下回ると、前取引日の安値である163.0円や、予想レンジ下限の162.8円が支持線として機能する可能性がある。さらに下には、162.6円、162.3円、そして162.2円といった節目が下値を支える展開が想定される。本日は日本の消費者物価指数や米国の購買担当者景気指数(PMI)、新築住宅販売件数といった経済指標の発表が予定されており、これらの結果が今後の相場動向に影響を与える可能性がある。