傾向:↘️ 下降傾向
予想レンジ:156.92 - 158.08
本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 米国の労働市場データ(08月04日 14:40 GMT)
- ホルムズ海峡再開に関する報道(08月04日中または08月05日)
- 日本銀行金融政策決定会合議事要旨公表(08月05日 アジア時間終盤)
- 日本の労働現金給与(08月05日)
米国の労働市場データが予想を下回り、労働需要の冷え込みが示唆されたことで、連邦準備制度理事会による追加利上げへの期待が後退しています。これにより米国の債券利回りが低下し、日米間の金利差が縮小する動きが見られ、これまで市場を支えてきた主要な要因が弱まっています。 一方、円は、以前の介入による上昇分の一部を戻す展開となっています。市場は今後、日本銀行の金融政策決定会合議事要旨の公表を控えていますが、これは最近の介入やタカ派的な政策維持の発表以前のものであるため、その影響は限定的と見られています。また、日本の労働現金給与の加速が予測されており、日本銀行が賃金と物価の循環を政策判断の中心に据えていることから、このデータが円高圧力を強める可能性も指摘されています。 地政学的な側面では、ホルムズ海峡の再開に関する報道がリスク選好度を高めています。この動きは原油価格にも下押し圧力をかけており、主要なエネルギー輸入国である日本にとって、エネルギー価格の低下は円を支援する要因となっています。 このような背景の中、現在、157.4円付近で推移しています。上値については、158.0円付近に複数の節目が集中しており、強い抵抗帯として意識されます。その上には158.5円、159.6円、162.0円といった節目が存在します。下値については、直近の節目である157.3円が意識され、その下には157.0円、156.8円、156.6円、156.3円、156.0円といった節目が続きます。