本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 8/12(水) 21:30 米国 7月消費者物価指数(CPI)
- 8/12(水) 21:30 米国 7月消費者物価指数(CPIコア指数)
- 8/13(木) 21:30 米国 7月卸売物価指数(PPI)
- 8/13(木) 21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
現在、米国のインフレ動向とそれに伴う金融政策の見通しに市場の注目が集まっています。特に、米国の消費者物価指数などインフレ指標が市場予想を上回る場合、連邦準備制度理事会(FRB)による一段の利上げ観測が強まり、ドル買いが加速して円安につながるとの見方が優勢です。また、中東情勢の緊迫化が原油価格を押し上げ、供給リスクと利回り上昇を通じてドル買いが優勢になり、円安を促進する可能性も指摘されています。米国の利上げ観測や長期金利の上昇は、日米金利差の拡大を通じて資金をドルに向かわせ、円安圧力を強める要因となっています。 一方で、ドル安・円高に作用する要因も存在します。米国の雇用統計や各種景気指標が下振れ、あるいは改定されることで利上げ期待が後退すれば、ドルが売られやすくなり円高が進行する可能性があります。同様に、米国の物価指標が鈍化した場合も、FRBの利上げ観測後退からドル売り・円買いが進行し、円高傾向となるリスクが指摘されています。市場では、政府・当局による為替介入への警戒感が強く、これがドルの上値を抑え、円買い期待が円高圧力として作用する可能性も意識されています。 市場の地合いとしては、米消費者物価指数などインフレ指標が予想を上回ればFRBの一段の利上げ観測が強まり、ドル買いが加速して円安につながるという見方が、今日のレートの支え(円安圧力)として多くのアナリストに注目されています。しかし、米国の政局・政策報道、地政学的リスク、日米金利見通し、欧州経済見通しの変動といった突発的な材料により、レートが乱高下しやすい状況にあるため、市場は慎重な姿勢を保っています。 こうしたファンダメンタルズを背景に、本日の予想レンジは157.5円から159.7円と見られています。上値については、前取引日の高値159.4円が意識される水準です。158円台後半では、158.9円、159.0円、159.2円の節目が上値を抑える可能性があります。さらに上では、159.5円の節目が二つ、159.6円、159.7円の節目が抵抗帯として機能するでしょう。160.0円の節目を超えると、160.1円、160.3円、そして161.0円の節目が二つ、161.4円の節目が上値抵抗線として控えています。下値については、前取引日の安値158.9円が意識される水準です。158円台では、158.9円、158.7円、158.6円、158.5円、158.1円の節目が底堅さを示す可能性があります。ただ、157円台より下には目立った節目が存在しておらず、この価格帯を割れると売りの勢いが強まる可能性に留意が必要です。