本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 8/17(月) 8:50 日本 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP 速報値)(年率換算)
- 8/17(月) 21:30 米国 8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 8/18(火) 21:30 米国 7月住宅着工件数(年率換算件数)
- 8/18(火) 22:15 米国 7月鉱工業生産(前月比)
現在、複数のファンダメンタルズ要因によって方向感が探られている状況です。円安方向には、ホルムズ海峡を巡るイラン情勢に起因する中東の地政学的な不透明感が原油価格を押し上げ、これがドル買いを誘発し、円の下値を支えにくくしているとの見方が優勢です。また、日本の財政悪化懸念や実質金利のマイナス状況が継続していることも、投資家の円売り圧力を高める要因となっています。市場では、為替介入が行われない限り円売りトレンドが継続しやすく、需給面でドルが底堅く推移するとの見方も指摘されています。 一方で、円高方向への圧力も存在します。米国の7月小売売上高や消費者物価といった経済指標が市場予想を下回る弱い結果となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退し、ドル売りが進む要因となっています。また、160.0円近辺では為替介入への強い警戒感が意識されており、これがドルの上値を抑え、円高を誘発するリスクとして認識されています。さらに、日本銀行の利上げ観測が高まることで日米の金融政策の方向性の差が縮小し、金利差縮小を通じて円が買い戻されやすくなる可能性も指摘されています。 こうした相場の地合いの中、本日の予想レンジは158.5円から159.8円と見られています。上値では、前取引日の高値である159.5円の節目が意識され、その上に159.6円、159.7円といった節目が控えています。さらに、160.1円、160.3円、160.5円、160.6円といった節目が上値抵抗として機能する可能性があります。下値では、158.9円の節目が意識され、その下に158.8円、前取引日の安値である158.6円の節目が位置しています。さらに、158.5円、158.2円、158.1円といった節目が下値支持として注目されます。中東情勢に端を発するドル買い圧力が円安方向への主要な支えとなっている一方で、米国の経済指標の弱さや160.0円を巡る為替介入への警戒感がドルの上値を重くしている状況が続いており、これらの節目が攻防の焦点となるでしょう。