本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 21:30 米国 7月個人所得(前月比)
- 21:30 米国 7月個人消費支出(PCE)(前月比)
- 21:30 米国 7月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
- 21:30 米国 7月耐久財受注(前月比)
- 21:30 米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP 改定値)(前期比年率)
米長期金利の動向が為替相場に大きな影響を与えている。特に、米長期金利の低下は日米金利差の縮小を通じてドル資産の魅力を相対的に低下させ、ドル売り・円買いにつながる円高圧力として市場で強く意識されている。加えて、米国の個人消費支出(PCE)などの物価指標でインフレの鈍化が示された場合、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ織り込みが後退し、ドル売りが強まることで安全通貨としての円買いが進む可能性がある。また、市場では特定の水準での為替介入に対する警戒感が高まっており、これがドルの上値を抑制し、実需やポジション調整によるドル売りを誘発する円高圧力となることも指摘されている。 一方で、円安を促進する要因も存在する。米国の長期金利が上昇すれば、日米金利差が拡大し、投資資金がドルに流入しやすくなるため、ドル買い・円売りが進む可能性がある。中東情勢の緊迫化や対イラン制裁などが原油価格を押し上げる場合、エネルギーリスクや地政学的プレミアムがドル買い・円売りを強め、円安圧力を高めることが考えられる。さらに、FRBの利上げ観測や、要人によるタカ派的な発言が利上げ期待を強めれば、ドル買いが誘発され、相対的に円が売られることで円安が後押しされる可能性もある。 今日の注目材料としては、米国で7月の個人所得、個人消費支出(PCE)、PCEデフレーター、耐久財受注、そして4-6月期四半期実質国内総生産(GDP)の改定値など、多数の経済指標の発表が予定されており、これらの結果が市場予想と異なる場合、米国の金融政策に対する見方に影響を与え、相場が変動する可能性がある。現在の市場環境は、米国の政局・政策報道、地政学的リスク、日米金利見通し、欧州経済見通しの変動といった突発的な材料によってレートが乱高下しやすい状況にある。 現在、158.6円から159.6円の範囲で推移すると見られている。上値については、159.0円、159.2円、159.5円、159.6円、159.7円、そして160.0円といった節目が意識される。前取引日の高値159.5円を超えるとの見方が優勢であり、159.6円から160.0円にかけての上昇圧力が注目される。一方、下値については、159.0円、158.9円、158.7円、158.5円、158.4円といった節目が支持線として機能する可能性がある。前取引日の安値159.0円に届かないとの見方が優勢であり、158.4円から158.9円の範囲で下値が支えられるかどうかが焦点となる。