本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 08:30 日本 8月全国消費者物価指数(CPI)
- 日本 日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表
- 15:30 日本 植田和男日銀総裁 定例記者会見
- 22:15 米国 8月鉱工業生産
- 23:00 米国 8月景気先行指標総合指数
現在、米国の金融政策見通しと日米金利差の動向が市場に強く影響を与えています。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続観測や米長期金利の上昇がドルを支え、日米金利差の拡大を通じて円売り圧力が優勢となっています。市場では、日本銀行の金融政策も注目されており、日銀会合での利上げは織り込み済みとされているものの、植田総裁の記者会見で連続利上げやターミナルレートの上方修正が示唆された場合、ドル買いが加速するとの見方が示されています。また、中東情勢の緊張や原油価格の高騰がインフレ懸念を強め、商品価格の上昇や資金のドル回帰を促し、円が軟化しやすい要因となっています。 一方で、円高方向への圧力としては、日本銀行の利上げ進展や国内利回りの上昇による日米金利差の縮小が挙げられます。これにより、相対的に円買い圧力が強まり、ドルの上値を抑える可能性があります。原油価格の下落や米長期金利の低下が進んだ場合には、ドル売りが優勢となり、円高が進むことも考えられます。さらに、週末や主要イベント通過後のポジション調整や巻き戻しによる神経質な値動きも、ドルの上値を重くし、円買いを誘う要因となるでしょう。 こうしたファンダメンタルズ要因が交錯する中、価格は155.0円から156.8円のレンジで推移すると見られています。上値では、156.4円、156.6円、156.9円、157.0円に節目が存在し、この価格帯では上値が重くなる可能性があります。さらに上には157.5円、158.4円、158.8円、159.6円、159.8円、159.9円といった節目が控えています。一方、下値では、155.8円、155.4円、155.1円に節目があり、この価格帯では底堅さが示される可能性があります。さらに下には154.8円、154.6円、154.3円といった節目が位置しています。