本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 9/28(月) 08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
- 9/28(月) 23:00 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言
- 9/29(火) 23:00 米国 9月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
- 9/29(火) 23:00 米国 8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
現在、日米の金融政策スタンスの相違が、ドル買い・円売りの主要な背景となっています。米国では長期金利の高止まりが続き、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの期待が根強く、これが日米間の金利差拡大を促し、投資家のドル選好を強めています。一方、日本銀行が早期の追加利上げに慎重な姿勢を維持しているとの見方が、この金融政策格差をさらに広げ、円安圧力を生み出しています。 地政学的なリスクもドル買いを誘発する要因として意識されており、特に中東地域の緊張やイラン情勢の動向は、リスク回避の動きから安全資産としてのドル需要を高め、商品相場の変動を通じて円安を進行させる可能性があります。 しかしながら、円高方向への圧力も存在します。政府関係者や米側当局者からの円安是正に関する発言、あるいは為替介入への警戒感が市場に広がることで、ドル売り・円買いの動きが誘発されることがあります。また、月末や四半期末に向けて、日本の機関投資家によるポジション調整や需給の悪化が短期的なドル売り要因となり、円高に作用する可能性も指摘されています。中東情勢の進展や原油価格の軟化が、米長期金利の低下につながり、日米金利差が縮小する場合には、ドル売り・円買いが進むことも考えられます。 こうした複数の要因が複雑に絡み合う中で、上値は157.7円、157.9円、158.5円、158.8円、159.2円、159.6円、159.7円、160.4円といった節目で重くなる可能性があり、一方で下値は156.7円、156.9円、157.7円、157.9円、158.5円といった水準で底堅さが示されるでしょう。現在の相場は、突発的な材料によってレートが大きく変動しやすい地合いにあると言えます。