本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 9/30 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況
- 9/30 21:15 米国 9月ADP雇用統計
- 9/30 21:30 米国 8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
- 9/30 21:30 米国 8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター 食品・エネルギー除く)(前年同月比)
- 10/1 8:50 日本 7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
- 10/1 23:00 米国 9月ISM製造業景況指数
現在、米国の金融政策見通しと日米金利差の動向が市場の主要な背景となっている。市場では、米国のインフレ指標や連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に関する見解から、追加利上げ観測が強まるとの思惑がドル買いを優勢にし、円安を進行させやすいとの見方が広がっている。米国の長期金利上昇も、日米間の金利差拡大を通じて継続的な円売り圧力となっている。また、イランや中東情勢の緊迫化が原油価格の高騰や供給不安を招く場合、インフレ懸念が高まるとともに、安全資産としてのドル需要が増加し、円が弱含む可能性がある。 一方で、円高に作用する要因としては、日米当局による円安牽制や為替介入への警戒感が挙げられる。これにより、過度な円売りが抑制され、ドルの上値が重くなる可能性がある。また、米国の経済指標が悪化したり、FRB高官から利上げに慎重な発言が出たりすれば、追加利上げ観測が後退し、ドルが失速して相対的に円が買われる展開も考えられる。原油価格の低下や供給回復も、インフレ懸念を和らげ、米国の利上げ期待を弱めることでドル上昇圧力を削ぎ、円高に振れる可能性を秘めている。 本日は、米国の8月個人消費支出(PCE)デフレーターやADP雇用統計など、FRBの金融政策判断に影響を与える可能性のある重要な経済指標の発表が予定されており、これらの結果が市場の利上げ観測に影響を与えることで、相場が変動する可能性がある。また、日本の外国為替平衡操作の実施状況の発表も注目される。明日にかけては、日本の日銀短観や米国のISM製造業景況指数、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言などが控えており、これらも市場のセンチメントに影響を与える材料となる。 現在の市場の地合いとしては、米国のインフレ指標とFRBの金融政策見通しが円安圧力として特に注目されており、市場の見方が優勢となっている。しかし、米国の政局・政策報道、地政学的リスク、日米金利見通し、欧州経済見通しの変動といった突発的な材料により、レートが乱高下しやすい状況にある。 こうした背景の中、本日の予想レンジは下限が156.5円、上限が158.0円と見られている。上値については、157.1円、157.3円、157.7円、157.8円、158.1円、158.4円、158.5円といった節目が意識される。一方、下値については、156.9円、156.6円、156.4円、156.2円といった節目が注目される。