本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 10/5(月) 23:00 米国 9月ISM非製造業景況指数(総合)
- 10/6(火) 15:35 日本 植田和男日銀総裁 発言
現在、政府や中央銀行高官による円安けん制発言や為替介入への警戒感が相場の重しとなり、円買い圧力が意識される地合いとなっています。 円安方向への圧力としては、米国の長期金利上昇や追加利上げ観測が引き続き外貨需要を高め、ドル買い・円売りの動きを促しています。また、中東情勢の緊迫化や地政学リスクの高まりは原油価格の上昇を通じてインフレ懸念を強め、安全通貨としてのドル買いを誘発し、円安要因となる可能性があります。さらに、日本の拡張的な財政方針や国債増発への懸念、実質金利の低さが円の魅力を低下させ、海外からの売り圧力を招きやすい状況も続いています。 一方で、円高方向への圧力としては、前述の政府・中央銀行高官による円安けん制発言や為替介入の示唆が投機的な円売りを抑制し、市場に円買い圧力を生じさせています。加えて、米国の雇用統計や個人消費支出(PCE)などの経済指標が市場予想を下回る内容となった場合、米国の利上げ観測が後退し、長期金利の低下を通じてドル売り・円高が進む可能性があります。主要国による原油・燃料備蓄放出や原油価格の下落も、インフレ懸念を和らげ、米長期金利低下を通じてドル売りを促し、円高要因となることがあります。 現在、前取引日の高値158.2円が意識される水準であり、その上には158.4円、158.5円といった節目が存在し、さらに159.0円、159.2円、159.5円、159.6円、159.7円といった節目が並び、上値が重くなる可能性があります。下値については、前取引日の安値156.9円が支持線として注目され、その上には157.6円、157.7円の節目があり、その下には157.1円、156.6円、156.4円、156.3円といった節目が位置しており、下げ渋る展開となる可能性があります。 今後の市場の注目は、本日発表される米国のISM非製造業景況指数や、明日予定されている日本の中央銀行総裁の発言に集まっています。これらのイベントは、米国の金融政策見通しや日本の金融政策スタンスに関する新たな手掛かりを提供し、相場に影響を与える可能性があります。