本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 10/7 27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
- 10/8 8:50 日本 8月国際収支・貿易収支
- 10/8 20:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
- 10/8 21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
現在、米国の金融政策に対する期待が主要なドル買い・円安圧力として意識されている。特に、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を通じて、利上げ期待が強まる局面ではドルが優勢となる傾向が見られる。また、日本銀行当局者の発言が積極的な利上げ観測を後退させると、日米の実効金利差縮小への懸念から投資家が円を売り、ドルを買う動きが強まる。さらに、中東情勢などの地政学リスクが高まり、原油価格の上昇やインフレ懸念が強まると、米長期金利の上昇を通じてドル買いが促進され、円安に寄与するとの見方が存在する。 一方で、ドル高・円安の動きを抑制する要因も複数指摘されている。FRB高官が慎重な発言をしたり、米国の経済指標が市場予想を下回る結果となった場合、利上げの織り込みが後退し、ドル需要が弱まることで円の買い戻しが進む可能性がある。また、政府・日本銀行による過度な円安に対する懸念や、為替介入への思惑が市場で意識されると、円高方向への圧力がかかる。米国の貿易赤字拡大などが米長期金利の低下を招いた場合も、金利差縮小に伴い円が買われやすくなる。 市場全体の地合いとしては、米国の利上げ期待が円安圧力の主要な支えとして認識されており、ドル買いに傾きやすい状況にある。しかし、米国の政局や政策に関する報道、地政学的リスク、日米の金利見通し、欧州経済の変動といった突発的な材料によって、レートが乱高下する可能性も指摘されており、不確実性への警戒感も存在する。 こうした市場環境の中、本日の予想レンジは157.5円から158.6円と見られている。上値では、前取引日の高値158.2円前後や、158.0円、158.3円、158.5円、158.8円といった節目が意識される。一方、下値では、前取引日の安値157.8円前後や、157.9円、157.8円、157.7円、157.6円、157.4円といった節目が意識される。さらに、156.7円、156.6円といった節目も下値支持として機能する可能性がある。