本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 10/19(月) 23:00 米国 10月NAHB住宅市場指数
- 10/20(火) 21:30 米国 9月住宅着工件数
- 10/20(火) 21:30 米国 9月建設許可件数
- 10/20(火) 23:00 米国 9月住宅販売保留指数
複数のファンダメンタルズ要因が交錯する中で、円安ドル高への圧力が優勢であるとの見方が市場で広がっています。主な円安圧力としては、米国のインフレ加速と追加利上げ観測の高まりが挙げられます。これにより、米国の政策金利の先高観が強まり、日米間の金利差拡大が意識されることで、ドル買い・円売りの動きが加速しやすい状況です。また、米長期金利の上昇や原油価格の高騰も、米金利の上振れ要因となり、日米金利差拡大を通じてドル買い・円売りを促しています。さらに、原油高やエネルギー価格の上昇は、輸入国である日本の貿易収支を圧迫し、国内のインフレ懸念を強めることで、円売り圧力として作用しています。 一方で、円高に作用する可能性のある要因も存在します。米連邦準備制度理事会高官からの慎重な発言や、追加利上げ観測の後退が見られる場合、ドルが弱含みとなり、相対的に円が買われやすくなる可能性があります。また、日本銀行当局者が利上げ継続の姿勢や、より引き締め的な発言を示した場合も、円の支えが強まり、円高圧力となるでしょう。世界的な株安やAI関連の信用不安などによるリスク回避の動きが強まれば、安全資産とされる国債や円が買われ、外貨売り・円買いが進むことで円高が進む可能性も指摘されています。 今後の相場動向を左右する材料としては、米国で発表される住宅関連指標に注目が集まります。具体的には、NAHB住宅市場指数、住宅着工件数、建設許可件数、住宅販売保留指数などが市場の関心を集めるでしょう。現在の市場環境は、米国の政局・政策報道、地政学的リスク、米日金利見通し、欧州経済見通しの変動といった突発的な材料によって、レートが乱高下しやすい状況にあるため、引き続き注意が必要です。 現在、市場では157.4円から158.6円の範囲で推移するとの見方が示されています。上値については、158.0円、158.2円、158.3円、158.4円、158.6円、158.7円、158.8円、159.0円、そして159.4円に節目が存在し、これらの価格帯では上値が重くなる可能性があります。特に、米国のインフレ加速や追加利上げ観測が強まる局面では、これらの節目を試す動きが予想されます。一方、下値については、158.0円、157.9円、157.7円、157.4円、157.1円、そして157.0円に節目があり、米連邦準備制度理事会高官の慎重な発言やリスク回避の動きが強まった場合には、これらの水準が意識されるでしょう。