本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 10/21(水) 8:50 日本 9月貿易統計
- 10/21(水) 25:00 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言
- 10/22(木) 21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
- 10/22(木) 23:00 ユーロ 10月消費者信頼感(速報値)
- 10/22(木) 23:00 米国 9月景気先行指標総合指数(前月比)
現在、円安圧力と円高圧力が拮抗する展開となっています。 円安方向への圧力としては、原油価格の上昇が輸入コストを押し上げ、貿易収支や経常収支を悪化させることで対外資金需要を高め、円売りにつながるとの見方が優勢です。また、日米の金利差拡大が投資家のドル選好を強め、米長期金利の上昇や利上げ観測が進めば、相対的に円が売られやすくなる状況が指摘されています。日本の実質金利が大幅なマイナス圏にあることも、利回り魅力の低下を通じて資金が高利回り通貨へ流出し、円安が進むリスクとして認識されています。アナリストの見方では、原油価格の上昇が今日のレートの支え(円安圧力)として優勢であり、本日の高値は前取引日の高値を超える水準が予想されています。 一方で、円高方向への圧力も存在しています。日本の長期債入札が堅調に推移した場合や、為替介入への警戒感が高まった場合には、ドルの上値が抑えられ、円高が進む可能性があります。さらに、米国とイランの協議進展期待などにより原油価格が下落すれば、インフレ懸念が和らぎ、米長期金利の低下を通じてドル売り・円買いが進むとの見方もあります。米長期金利の低下は日米金利差を縮小させ、利回りを求めたドル買いが後退し、相対的に円買いが優勢になる動きにつながるとされています。しかし、安値については前取引日の水準に届かないとする見方が優勢であり、円高圧力も意識されている状況です。 こうした市場の動向を踏まえ、本日は157.6円から158.8円の範囲で推移すると見られています。上値については、前取引日の高値158.6円が意識されるほか、158.0円、158.2円、158.4円、158.6円、158.9円、159.0円といった節目が存在します。さらに上では、159.3円、159.4円にも節目があり、これらの水準では上値が重くなる可能性があります。下値については、前取引日の安値157.8円が意識されるほか、157.8円、157.4円、157.2円、157.0円といった節目が下値支持線として機能する可能性があります。 現在の市場は、米政局・政策報道、地政学的リスク、米日金利見通し、欧州経済見通し変動といった要因により、突発的な材料でレートが乱高下しやすい状況にあるため、これらの動向には注意が必要です。