本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 10/27(火) 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
- 10/27(火) 21:30 米国 9月耐久財受注(前月比)
- 10/27(火) 23:00 米国 9月新築住宅販売件数(年率換算件数)
- 10/27(火) 23:00 米国 10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
現在、AI関連不安や世界的な株安といったリスク回避の動きが市場で意識されており、円買い圧力が優勢となっています。こうした局面では、安全資産としての円買いが強まり、短期的に円高が進行しやすい環境にあると見られています。また、米長期金利の低下や債券買いが進行した場合、日米の利回り差が縮小しドルが弱含むことで、円高を促す可能性も指摘されています。過度な円安に対する当局の警戒感や為替介入への思惑が高まると、市場で円買い圧力が強まり、急速な円高を招くリスクも考慮されています。 一方で、円安圧力の背景には、中東情勢の緊迫化と原油価格の上昇が挙げられます。これらが米国のインフレ懸念と長期金利を押し上げ、ドル需要を強める構図です。特に原油輸入に依存する日本では、輸入に伴うドル需要が円安を助長する要因となっています。日本銀行の慎重な金融政策スタンスと日本の実質金利の低位継続は、米国など主要国との金融政策の方向性の違いを拡大させ、構造的な円安圧力を維持しやすい状況です。さらに、米国の経済指標の堅調さや長期金利の上昇が米国の利回りを相対的に高め、連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測とともに日米金利差の拡大が円売りを促すとの見方も存在します。市場はこれらの要因の綱引き状態にありますが、足元ではリスク回避の円買い圧力が優勢との見方が多く聞かれます。 価格の動向としては、上値については、前取引日の高値である157.2円が意識されるほか、157.3円、157.5円、157.7円、157.8円、157.9円に節目が存在します。さらに上には158.4円にも節目が位置しており、これらの価格帯では上値が重くなる可能性があります。一方、下値については、156.0円が下限として注目され、前取引日の安値である156.1円も意識されるでしょう。また、156.2円、156.7円、156.9円にも節目があり、これらの水準では底堅さが示される可能性があります。さらに下には155.6円、155.1円にも節目が位置しており、下げ渋る展開となることが考えられます。