傾向:↗️ 上昇傾向
予想レンジ:157.63 - 158.16
本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 10/29(木) 21:30 米国 9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター 食品・エネルギー除く)(前年同月比)
- 10/29(木) 22:15 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
現在、米国の追加利上げ観測や長期金利の上昇が日米間の金利差拡大を促し、キャリートレードや外貨買いを通じて円に下押し圧力がかかっている。中東情勢の緊迫化による原油価格と米金利の上昇も、リスク回避のドル買いと円売りを誘発し、円安を進行させる要因となっている。日本の実質金利が大幅なマイナス圏で推移し、日本銀行の金融緩和姿勢が継続していることも、日米金利差を背景とした円の弱含みを支えている。 一方で、米国連邦準備制度理事会の会合後の議長会見において、利上げシグナルが弱まったとの見方から米短期金利が低下し、ドル売りが優勢となって相対的に円が買われる局面も見られる。市場では160.0円付近の防衛ラインや為替介入への警戒感が意識されており、投機筋による戻り売りや当局による介入の思惑が円買い圧力を強める可能性も指摘されている。 こうした状況下で、上値は158.2円、158.4円、158.5円、158.6円といった節目が意識される。さらに158.9円の節目を抜けると、159.0円台以降には目立った節目が存在しないため、上昇が加速する可能性がある。下値は158.0円、157.9円の節目が注目され、その下には157.6円、157.5円、157.4円、157.3円、157.2円、157.1円といった節目が連続して位置しており、底堅さを示す可能性がある。さらに156.8円、156.1円の節目も存在し、下げ渋る展開となることが見込まれる。米国の政局・政策動向、地政学的リスク、日米金利見通し、欧州経済見通しの変動といった突発的な材料により、レートが乱高下しやすい不安定な状況にある。