本日注目すべき経済指標・イベント・ポイント
- 11/4(水) 19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICP 速報値)(前年同月比)
- 11/4(水) 19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICPコア指数 速報値)(前年同月比)
- 11/4(水) 22:15 米国 10月ADP雇用統計(前月比)
- 11/4(水) 24:00 米国 10月ISM非製造業景況指数(総合)
- 11/5(木) 8:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
米国の堅調な労働指標と長期金利の上昇が日米間の金利差拡大を促し、ドル買い・円売りの圧力が強まっています。市場では、米株価の反発などリスクオンの地合いが投資家の円売りを誘い、上昇を促進するとの見方が優勢です。また、中東情勢の緊迫化やイランリスクによる原油価格の上昇も、地政学的リスクとして円売りを優勢にしている側面があります。 一方で、円高に作用する可能性のある要因としては、米中間選挙における民主党優勢の可能性や議会の行方がドル売り材料となること、および中間選挙や重要指標を前にした不確実性によるリスクオフの動きが挙げられます。さらに、日本銀行の物価判断や利上げ観測、ETF売却拡大といった金融引き締めを示唆する動きがあれば、円の需給が引き締まり円高圧力が生じる可能性も指摘されています。 現在、市場の地合いは、米国の経済指標の強さに起因するドル買い・円売りの圧力が優勢であるとの見方が多くを占めています。こうした背景の中、上値は159.0円の節目が意識されます。この水準には複数の節目が集中しており、上値を抑える可能性があります。その手前では、158.9円、158.6円、158.4円、158.3円、158.1円といった節目が上値抵抗線として機能します。しかし、159.0円を上抜けた場合、その上には目立った節目が見当たらないため、一段の上昇となる可能性もあります。 一方、下値は157.4円の節目が意識されます。この水準には複数の節目が集中しており、底堅さが示される展開が想定されます。その手前では、157.5円、158.0円といった節目が下値支持線として機能します。157.4円を下回った場合、157.0円の節目が次の下値支持線として意識されます。今後、ユーロ圏の消費者物価指数や米国のADP雇用統計、ISM非製造業景況指数といった経済指標の結果が、市場の方向感を左右する重要な材料となるでしょう。